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前回、2002年の個展の時、すでに新しいことを始めたいと思っていました。学生時代(1969年頃)シュールの波に洗われて以来ずっと、核にシュールレアリズムが在りました。 しかし、色々な物を削いでいって本質に迫りたいと言う気持ちをどう表現していったらいいかという所を突き詰めた時に、今の表現になりました。額は不要となり、基底材をキャンバスからシナベニアに変えて、彫りをいれるということも試みました。 「マルチバース」というのは、「宇宙は1つ−ユニバース−ではない可能性がある」という事を聞いたとき「これだ!」と思って題にしたもので、作品番号は、ほぼ製作順に付けたものです。 この個展の作品はすべて上下左右に金具を付けて、どの方向からも飾る事ができ、且つ他の作品を2つ、3つと、くっつけて1つの作品(マルチバース!)として飾る事が出来る様にもなっています。
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